実質2,000円の自己負担で肉・魚・野菜・米といった全国各地の特産品が貰え、さらには所得税・住民税の還付・控除で税金が安くなり大幅な節約になる「ふるさと納税」。
そんなふるさと納税について、「ふるさと納税とは何なのか」、「ふるさと納税がなぜお得なのか」、はこちらの記事を見て頂いて理解して頂けたのではないかと思います。
そこで今回は具体的にふるさと納税のやり方について説明していきます。
流れを簡単に説明すると、
- 好きなお礼品を選ぶ
- 選んだ自治体に寄付をする
- 書類&お礼品が送られてくる
- 税処理をする
といった4ステップのみ!実際やってみると本当に簡単です。
では、この順番に沿ってそれぞれ説明していきます 。
目次
1. 【その前に】ふるさと納税の準備 |
2. 好きなお礼品を選ぶ |
3. 選んだ自治体に寄付をする |
4. 書類&お礼品が送られてくる |
5. 税処理をする |
6. まとめ |
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【その前に】ふるさと納税の準備
お礼品を選ぶ前に、まずは自分の寄付可能額を把握しておきましょう。寄付可能額を超えた分は自己負担となるので注意が必要です。
※ふるさと納税の寄付可能額はこちら(「さとふる」控除額シミュレータ)で確認できます
⇒ ふるさと納税の仕組み、自己負担2,000円にする為の注意点等はこちら
自分の寄付可能額を把握した上で、ふるさと納税情報サイトを選びます。私がおすすめするふるさと納税を取り扱っているサイトを3つ載せておきます。
通常のふるさと納税(寄付してお礼品をもらう)とは別に、「ふるなびグルメポイント」「ふるなびトラベル」といった独自のポイントプログラムがあります。
どちらもやり方は同じで通常のふるさと納税と同様に各自治体に寄付をしますが、お礼品を貰うのではなく【ポイント(寄付額の3割。有効期限無し)】を貰います。そのポイントを利用して節税をしながらお得な旅行・グルメが楽しめる、といったサービスです。
また、ふるさと納税初心者でも質問をすれば丁寧に教えてくれる「ふるさと納税コンシェルジュ」といったサービスがあるので安心です。
「さとふる」の一番のメリットは「指定日配送が出来る」という点。
例えば複数の自治体に寄付をしたはいいけど、お礼品が食品にかたよっていた場合、冷蔵庫の中が大変な事になりますよね?「一週間分の買い物した直後なのに・・・」なんて事も。
指定日配送が出来るさとふるであれば、そんな不安もなく計画的に消化していく事が出来ます。
また、ふるさと納税初心者でも質問をすれば丁寧に教えてくれる「ふるさと納税コンシェルジュ」といったサービスがあるので安心です。
「楽天市場」は何と言ってもポイントがお得!
ふるさと納税自体がお礼品や税金控除などでお得なのに、合わせて楽天ポイントが入ります。仮に100,000円の寄付をした場合、通常の1倍でも1,000ポイントが入るので、自己負担2,000円が実質1,000円のようなものですよね?楽天ユーザーの方であればこちらの方が断然お得だと思います。
だいたいどのサイトでもほぼ同じものを扱っているので、例えば普段から楽天ポイントを貯めているのであれば、迷わず楽天市場を利用すると良いでしょう。ちなみに私は初年度はよくわからなかった事もあって「さとふる」、翌年からは「楽天市場」でふるさと納税をしています。
好きなお礼品を選ぶ
では具体的にお礼品を選んでいきます。
お礼品の種類は非常に多く、米・肉・魚・野菜といった食品から、タオルやトイレットペーパーなどの日用品、パソコンや空気清浄器といった家電製品、変わり種としてはペットのお墓やお墓参り代行サービスなど、こんなものまで?と思うようなものが多数あります。
では実際に見ていきましょう
■ふるなび : 限定ポイントプログラム
■さとふる : 認知度・利用意向No.1
■楽天市場 : 楽天ポイントも貯まる
ちなみに私は毎年、山形県寒河江市の「はえぬき」を選んでいます。6ヶ月間お米が10kg送られてくるのが魅力です。子供が三人いるとお米の消費が半端ないので非常に助かっています。
このお礼品を選ぶのが一番楽しい部分なので、じっくり選んでみて下さい。
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選んだ自治体に寄付をする
好きなお礼品を選んだらいよいよ寄付をします。
といってもやり方は非常に簡単で、それぞれのふるさと納税サイトで好きなお礼品を選んだら、その画面内にある「寄付をする」等のボタンをクリックして、サイトに従って個人情報(名前や住所など)を入力していくだけで完了します。
Amazonや楽天市場で買い物をした事がある人であれば、それと同様の手続きのイメージです。
※サンプル「さとふる」の場合
■要注意!!
寄付をする際に注意したいのが「ワンストップ特例制度」の申込の有無。
「ワンストップ特例制度」を利用する場合は、サイト内の指示に従って申し込む方を選択しておく必要があります。ワンストップ特例制度の申請を忘れてしまうと確定申告を自分でする事になってしまうのでお忘れなく!
書類&お礼品が送られてくる
寄付後、自治体から登録したメールアドレスに受け付けた旨の連絡がきます。その数日後には、受領書やワンストップ特例制度の申請書などが送られてきます。
ワンストップ特例制度の申請書は記載されている期日までに記入して自治体に送れば問題ありませんが、忘れてしまうと確定申告が必要になってしまう為、出来るだけ送られて来たらすぐに記入して自治体に郵送しましょう。
貰えるお礼品によりますが、早いもので一週間程度でお礼品が送られてきます。送られてくる日程はお礼品の紹介ページにだいたい記載してあるので、そちらを参照して下さい。
※配送日指定ができる自治体であれば、指定日に届けられます
また、配送先を自宅以外(例えば両親や友人宅)に指定している場合は、念の為、お礼品が届いたか確認しておきましょう。
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税処理をする
最後に減税の処理をします。
減税の処理に関しては2つの方法があります
■確定申告をする場合
個人事業主の方や年収が多くて確定申告をされている方に関しては、その際に合わせて処理するだけです。
■ワンストップ特例制度を利用する場合
会社員の方であればそういった税処理は会社が行っている為、確定申告をする事自体がないと思います。そういった人の為にあるのが「ワンストップ特例制度」。この制度を利用する事で面倒な確定申告の作業を省く事が出来ます。
但し、ワンストップ特例制度を利用する際には落とし穴がある為、注意が必要です。
この点に関しては別記事で詳しく説明していますので、そちらをご覧ください
まとめ
長々と書いてきましたが、ふるさと納税のやり方はすごく簡単です。そして、私のような一般的な会社員が出来る手っ取り早い「節税」、そして大きな「節約」です。
税金の絡みは正直難しく、それを深く理解しようとすると「面倒臭い」「やらない」となってしまいますが、ふるさと納税に関してはAmazonや楽天で買い物をするのと同じ感覚で出来るお得な税金対策なので、是非試してみて下さい!
結局、こういった節約術というのは、
「やる」と決めて「行動する」
という事が大事です。
■その他、我が家の節約術 |
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